チロさんまぁさん夫婦の旅

日本百名城をめぐるチロさんとJALJGCのまぁさんがあっちこっち旅する日記です。

カテゴリ: チロさん 軍ネタ

ロシアの旅から戻り、大阪 堺港に入港した試験艦『あすか』乗艦に車で行きました。
当日は絶好の天気で、暑いぐらいだった記憶があります。

皆さん、そもそも試験艦て分かりますか~?w
海上自衛隊の様々な装備(例えばミサイル・レーダー等)を、実際に搭載して実証試験するための艦です。
そのため同型艦もなく、海上自衛隊唯一の艦です。
DSC_0004
横須賀を母港にしていて、私も外から見ることはありましたが、実際に乗艦するのは初めてです♪
外観は艦橋マスト下部のフイズド・アレイ・レーダーのパネルが特徴ですね!
DSC_0047
6000番台のハル・ナンバーも珍しい!
BlogPaint
それでは、乗艦しましょう♪
DSC_0014
艦橋から前甲板を臨む。
現在では当たり前のVLS(垂直発射システム)も、『あすか』での試験が日本初の装備でした。
BlogPaint
艦橋の舵やその他の装備も、ずいぶん年季が入ったタイプです。
DSC_0027
艦長室は、他の艦に比べて余裕のある広さです。
DSC_0029
平成7年(1995年)就役なので、艦齢23年のベテランです。
今はない住友重機械工業浦賀造船所生まれです。
DSC_0025
女性自衛官が乗組員になることを許された最初の自衛艦です。
女性乗組員が多いので、案内板等も女性らしい可愛いデザインです♪
DSC_0043
他の写真も見たいなどの奇特なリクエストがあれば、ご遠慮なく!w

にほんブログ村

ロシア海軍博物館には、タンゴ級潜水艦以外にもう一つ見所があります。
それはソ連・ロシア以外は実用化できなかった(しようとしなかった?w)地面効果翼機『エクラノプラン』です!

飛行理論等詳しくは下記をご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3

飛行機とも船とも見える、飛んでいるような飛んでいないような、、、こんな不可思議なモノを本当に作ってしまうのがソ連兵器の魅力です。
59cf3c7815e9f9261e4bc0e7
う~ん、、、これは『カスピ海の怪物』ですわ!
DSC_0651
初めて実物を見られて興奮!
DSC_0656
前から見ると、また異様さが際だちますw
DSC_0643
剥げたロシア海軍旗塗装が、悲哀を感じさせます。。。
DSC_0644
もっと近づくと、機体表面の汚さが際だちますw
貴重な機体なのだから、もう少し綺麗に整備して欲しいな~。。。
DSC_0658
隣には巨大なホバークラフトが!
ソ連・ロシアの上陸戦を再現しているのでしょうね。
DSC_0654
これも近くで見るとボロボロです。。。
表面にコンパウンドかけたくなりますw
DSC_0657

以上が、私のロシア モスクワ旅行記でした。
皆さん、一般的でないネタにお付き合い頂きありがとうございました!

そして、何よりもまぁさん連れてきて & 付き合ってくれて本当にありがとう!!

にほんブログ村

潜水艦内に入ってまず感じるのは、独特の『潜水艦の臭い』!
これまで日米潜水艦への乗艦経験がありますが、この『潜水艦の臭い』は世界共通ですねw
DSC_0603
前部魚雷発射菅室。
DSC_0610
士官室です。
日米の軍艦は、第2次世界大戦戦訓で可燃物を極力排除し、結果木製の部分は非常に少ないです。
一方第2次世界大戦での海戦経験の少ないソ連・ロシア艦は居住性などを重視し、木製部分が多いのがお国柄です。
DSC_0614
かなりアナログな操舵席。
DSC_0617
マネキンがあちこちいるので、一瞬驚かされますw
DSC_0625
防火服を着たマネキン。
DSC_0629
後部魚雷発射菅室。
発射菅のすぐ横にベッドがあるのも、世界共通ですね!
BlogPaint
ハッチから、ロシアの女の子が覗けます♪
DSC_0641
外に出ると、空気が美味しい!

次回最後のロシアレポートです、乞うご期待!

にほんブログ村

旅の最終日は、海に面していない!モスクワにあるロシア海軍博物館にやってきました。

地下鉄の駅から徒歩約15分ぐらいでしたが、駅には出口表示もないため駅周辺で少し迷いました。
DSC_0642
博物館とタンゴ級潜水艦。
海からどうやって運んできたのでしょうね!?

BlogPaint

やる気のないwオネエちゃんからチケットを買って、早速博物館に入場してみました。
DSC_0588
対潜ロケットが無造作に展示されています。
DSC_0598
意外とあっさりした博物館の内部です。
DSC_0595
軍艦の模型や軍服等も展示されていますが、もちろんここも英語標示はないのでよく分かりませんw
DSC_0636
博物館前にも魚雷や機雷などが、無造作に展示されています。
DSC_0638
誰も係員がいないので戸惑っていると、潜水艦の中からお兄ちゃんがふら~っと現れてチケットをもぎって行きました。
『兄ちゃん、自分が係員なんか~い!』w

それでは次回、潜水艦に乗艦してみましょう!

にほんブログ村


それでは、地下秘密司令部の内部です。

鉄の扉が開かれると待合広場があり、ここで英語ツアー参加者がツアーが始まるのを待っています。
だいたい10名くらいの方々が参加していましたが、アジア系は私だけだったようです。

まず施設の概要説明があり、建設の歴史的背景や、建設従事者には地下鉄建設と説明していたことや、完成後施設に出入する際にはアメリカの偵察衛星を警戒して、軍服の着用は禁止されていたなどの話をしてくれました。
聞き取りやすい英語なので安心です。
DSC_0528
いよいよ、ここから地下18階まで階段で降りていきます!
エレベーターは1基あるのですが、『高齢者や体の不自由な方以外は階段で降りてね!』と言われます。
おばあさんの付き添いで来ていた若い男性も、問答無用で階段で降りるよう言われますw
DSC_0530

DSC_0015r
階段を降りると、今度は頑丈に補強された横穴が広がります。
DSC_0533
横穴をしばらく歩くと、何箇所かチェックポイントがあります。
下の写真は、『スターリンの執務室』前のチェックポイントです。
ここの警備は、KGBが行っていた等の説明を聞きます。
DSC_0538
それでは『スターリンの執務室』に入りましょう!
DSC_0539
スターリンの人形がお出迎えですw
この施設建設を命じたスターリンは、施設完成前に亡くなったので実際にはこの部屋を使用していない等の説明がありました。
DSC_0540
ではこの施設は全く使われなかったかというと、さにあらず!
スターリンの執務室隣にあるこの大会議室は、1962年キューバ危機に際しては連日ソ連の政府・軍幹部が集まって対応を協議していたそうです。
DSC_0542

DSC_0019r
会議室の隣には、ミサイル発射司令室があります。
ガイドさんがソ連・ロシアの誇る核ミサイルシステムについて、誇らし気wに説明してくれます。
DSC_0552
また、核ミサイル発射装置のシュミレーションがあり、ミサイル発射を疑似体験することができます。
ただし、この場面は撮影禁止!
なぜなら核ミサイル発射目標が、思いっきりニューヨークだからでしょうねw
ツアーの中から選ばれてミサイル発射ボタンを押した人には、ガイドさんから『良くやった!』などの声が掛けられますw
DSC_0550
ミサイル発射を終えると、再び頑丈な横穴を通り地下鉄と一番近い部分に行きます。
地下鉄が通ると『ゴーッ』と騒音が響き、建設従事者は地下鉄建設と疑わなかったと思います。
DSC_0555
ここで、急にドッキリが!
突然扉を閉められ、電気が消えて真っ暗になります。
赤い緊急灯が点滅し、空襲警報のサイレンや緊急放送が流れます!
しばらくするとガイドさんが扉を開け、『Are you OK? (大丈夫やった?)』→『Yes!!』
DSC_0558
以上約1.5時間でツアー終了です。
おばあさん以外は、再び問答無用で地下18階から地上までヒイヒイ言いながら階段を上りましたw


こちらバンカー42の見学料は少々お高め 一人2200Rです。
帰国後クレジットカードの請求書によると、4000円位でした。

にほんブログ村

↑このページのトップヘ